新東京行政書士事務所Blog

シェアリングエコノミーを活用する自治体、シェアリングシティ

1 はじめに

UberやAir-bnbといったシェアリングエコノミーの考え方を取り入れたサービスが、その市場規模をどんどん拡大しています。

その勢いに乗って、シェアリングエコノミーは各地の自治体にも取り入れられるようになってきました。

そうした自治体のことを「シェアリングシティ」と呼びます。

この記事では、シェアリングシティについて紹介します。

 

2 シェアリングシティとは?

シェアリングエコノミー協会が認定した自治体のことを「シェアリングシティ」と呼びます。

これに認定されるのは「シェアリングエコノミー協会加入のシェアサービスを2つ以上導入していて、そのサービスの普及促進に向けた広報PRをしている」自治体です。

 

2018年8月1日現在、認定されているのは以下の15の都市です。

・奄美市(鹿児島県)

・大津市(滋賀県)

・ 加賀市(石川県)

・ 釜石市(岩手県)

・ 川上村(長野県)

・ 鯖江市(福井県)

・ 島原市(長崎県)

・ 多久市(佐賀県)

・ 千葉市(千葉県)

・ 天塩市(北海道)

・ 南砥市(富山県)

・ 日南市(宮崎県)

・ 浜松市(静岡県)

・ 湯沢市(秋田県)

・ 横瀬町(埼玉県)

 

北は北海道から南は鹿児島まで、人口の多い都市から少ない都市まで、様々な都市がシェアリングシティとしてのスタートを切っています。

また、認定についてシェアリングエコノミー協会に相談を寄せている自治体の数も60を超えます。

 

3 シェアリングシティが活用しているサービス

では、これらの都市はどういったサービスを取り入れているのでしょうか。

シェアリングシティが活用しているサービスを分類して紹介します。

(カッコ内は、活用しているシェアリングシティの数。)

 

○ スキルのシェア

・タスカジ(2)  https://taskaji.jp/

ハウスキーバーのマッチングサービス。

・エニタイムズ(2)  https://www.any-times.com/

生活関連サービスのマッチングサービス。

・ランサーズ(3)  https://www.lancers.jp/help/beginner

フリーランスのお仕事マッチングサービス。

・クラウドワークス(3)  https://crowdworks.jp/

フリーランスのお仕事マッチングサービス。

・TABICA(8)  https://tabica.jp/

体験を共有するためのマッチングサービス。

・AsMama(2)  http://asmama.jp/

保育園送迎など子育ての助け合い。

 

○ スペースのシェア

・Airbnb(2)  https://www.airbnb.jp/

民泊の仲介サービス。

・スペースマーケット(7)  https://spacemarket.com/

レンタルスペースのマッチングサービス。

・軒先パーキング(1)  https://parking.nokisaki.com/pages/about

駐車場のマッチングサービス。

 

○ 作品のシェア

・PIXTA(1)  https://pixta.jp/how_to_sell

写真・イラスト・動画販売のプラットフォーム。

・ミンネ(1)  https://minne.com/about

ハンドメイド作品のマーケット。

 

○ モノのシェア

・cogicogi(1)  http://cogicogi.jp/

レンタサイクルサービス。

・シェアのり(1)  https://sharenori.com/

個人間の車シェアサービス。

・notteco(1)  https://notteco.jp/help/intro

車の相乗りのマッチングサービス。

 

○ 資金のシェア

・FAAVO(2)  https://faavo.jp/about

地域を盛り上げるためのクラウドファンディング。

・Makuake(1)  https://www.makuake.com/static/helpindex/

アイデアを実現するためのクラウドファンディング。

 

地域の人々の交流が生まれる、地域について深く知ってもらうきっかけになる、そして雇用を創出できるといった理由から、スキルのシェアに関するサービスが多く活用されているものと思われます。

 

4 海外の「シェアリングシティ」

シェアリングエコノミーを活用している「シェアリングシティ」は、何も日本だけにあるわけではありません。

シェアリングシティの先駆者であるオランダのアムステルダムは、世界で初めて、Airbnbとホテルなどの宿泊施設の調和を図るための規制を整備しました。

また、韓国の首都ソウルは、2012年にシェアリングエコノミーサービスの広まりを支えるための条例を制定して話題になりました。

シェアリングシティの波は全世界に広まりつつあり、日本にも最近それがやってきたのだといえるでしょう。

 

5 さいごに

シェアリングエコノミーにますます注目が集まる昨今の状況を鑑みると、シェアリングシティは今後も日本中、世界中で増えているものと思われます。

シェアリングエコノミー関連の事業を始めようと考えている人は、自治体に売り込めるかどうかという視点を持ってみるのも良いかもしれませんよ。

2018/08/05 その他  
< 前の記事     一覧へ     後の記事 >

ブログカレンダー

7月 2022年8月 9月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031

カテゴリー一覧